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霞川をきれいにする会会長より、ごあいさつ


 

 

 霞川は入間市の中央を西から東に流れる全長15.8km(市内は10km)の川で、高低差も豊水橋下流の入間川から金子木蓮寺の東京都境で100mもあり、かなり流れの急な川である。

 昔から霞川は『あばれ川』と呼ばれていたと言われている。戦前は、「霞川で魚を釣ったよ。」「泳いだよ。」「水遊びをしたよ。」と懐かしそうに川の事を話す人も多い。

 戦後、入間市も開発が進み住宅が川岸に立ち並ぶようになり、川はゴミ捨て場となっていた。当然ながら悪臭は漂い魚やタニシ等の貝類も姿を消し不毛の川となり、蚊やハエの増殖場と化してしまっていた。

 昭和36〜7年頃から町でもゴミの回収が始まり、川にゴミを捨てる量も多少減ってきた。そうした頃流域住民が立ち上がり川の清掃を始めるとともに、昭和49年11月に『霞川をきれいにする会』が設立され本格的な活動が展開された。以来30年ようやくメダカや小魚が戻り釣りが楽しめるようにと平成16年1月1日釣り解禁となり、子供たちに郷里の川が帰ってきた。

 

 今は、霞川にもさまざまな四季が訪れている。

春には すばらしい桜の花や菜の花が咲き、

夏には 川面を泳ぐ魚が涼しさを誘い、

秋には 紅葉が清流に映え、

冬には いろいろな水鳥がやってくる。

 これも流域住民が川を愛し、川を自分のものとしてくれているからだと思う。

 私たちは、市民の貴重な憩いの場としての霞川を大切に、自然の魚、花、鳥等を大切に守るとともに清流であり続けるよう努めていきたいと考えている。

        霞川をきれいにする会 会 長  金子 俊雄

 


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